歴史上最も偉大なギタリストと言われるギターの神です。
ローリング・ストーン誌でも、常に1位に選ばれています。
彼の演奏は、ギターを弾くというよりもまさに彼自身がギターそのもので、上手い下手で語るものではなく、心臓に直接鳴り響く魂の叫びです。
ギターを歯で弾き、背中で弾き、火をつけ、叩き壊すなど、その当時ではThe Whoを超えるようなパフォーマンスでも脚光を浴びました。
燃やしたギターがかつてオークションで出品さ、5,000万円以上で取引されました。
また、右利きギターを左利きで弾く独特なスタイルでも有名です。
ファッションも当時のサイケデリックファッションで、非常にカラフルでクールな姿も斬新でした。
1942年シアトルで生まれ、現在ではシアトルにジミ・ヘンドリックスミュージアムや銅像、そしてお墓があり、今でも多くの者が訪れています。
当初はクラブのバックバンドのギターリストでしたが、1966年に自分のバンド「エクスペリエンスを組みます。
しかしデビューしたばかりのミュージシャンであるエクスペリエンスのコンサートに、連日ビートルズやローリング・ストーンズ、ザ・フーなどが押しかけ、エリック・クラプトンに「誰も彼のようなギターを弾くことはできない」と言わせ、ジェフ・ベックでさえも「廃業を考えた」と言う程、センセーショナルな出現でありました。
1967年夏に歴史的イベント、モンタレー・ポップ・フェスティバルで、圧巻の演奏とオイルライターのオイルをギターにかけて燃やすパフォーマンスで一気に世界を席巻しました。
黒人のロックが白人に受け入れられるなどあり得ない時代に彼は、それをデビュー後すぐにやってのけてしまったのです。
歴史的音楽イベント「ウッドストック」では、ベトナム戦争の戦場の様子を表すような演奏でアメリカ国家プレイし、そのプレイは今でも伝説の演奏として語り継がれています。
1970年9月18日、27歳の若さでこの世を去りましたが、死因は謎に包まれています。
愛用したギターはフェンダー・ストラトキャスター、エフェクターは、ワウワウ、ファズ、ユニヴァイブ。
今でも、「ジミ・ヘンドリックスの再来」と言われるギタリストはしばしば出現しますが、いまだ、「ジミ・ヘンドリックスを超えるギタリスト」は出現していません。
ジェームス・マーシャル・ヘンドリックス
(James Marshall Hendrix)
1942年11月27日
アメリカ合衆国ワシントン州
180cm
Hey Joe、
Purple Haze、
Fire、
Voodoo Child、
Freedom、
Foxy Lady、
Stone Free
180cm
Are You Experienced、
Bold As Love、
Electric Lady Land